自動車検査員試験を受けるけど覚える事が多すぎる…何回も受験したくないし、何か良い勉強方法は無い?
こんな悩みを解決します。
今回の内容
- 自動車検査員とは
- 合格率
- おすすめの勉強方法
- 忙しくて勉強できない時の対処法
僕はディーラーで9年程整備士を続けていて
自動車検査員試験は一発合格しています。
周りの人達が数回受験している中、勉強が苦手な僕が
一回で合格できた勉強方法を紹介します。
同じ悩みを抱えている人の参考になるので
ぜひ最後まで見て行って下さい!
自動車検査員とは
車検整備を実施した際に、保安基準に適合しているか(公道を走っても問題無いか)の
最終の完成検査を行う職員です。
本来ならこの検査は国が行うものですが
公務員でなくても自動車検査員の資格を持っていれば代行することができます。
その業務中は公務に従事する職員とみなされるので、公務員と同じ責任や罰則等があり
その性質からみなし公務員と呼ばれていたりします。
主な業務内容は
- 完成検査
- 検査に関する業務の指導と監督
- 書類の作成、管理
- 検査設備の管理
- 法令等の情報の把握
などです。
合格率
合格率は公表されていませんが
約50%程度だと言われています。
最近では合格率は上がってきているらしいですが
これからどんどん下がっていくと個人的には思っています。
電子制御装置や自動運転装置などが増えてきているので
それに合わせて法律も変わっていきます。
なので今後は今以上に覚える事が増え、複雑化していくんじゃないでしょうか。
おすすめの勉強方法
①整備振興会が主催する講習の受講
試験の数週間前に各都道府県の整備振興会が主催する講習があります。
これは絶対に受講して下さい。
自分でテキストを読んで丸暗記するのと
解説を聞いてから頭に入れていくのとでは効率が段違いです。
基本的に全て丸暗記なので覚える事に変わりないですが
限られた時間の中での勉強なので効率的な方がいいですよね。
講師にもよるかもしれないですが
教えるのに慣れている人ばかりなので分かりやすく解説してくれます。
②ひたすら書く
この試験はほぼ全て丸暗記なのですが
膨大な量の法令や数字を覚えなければなりません。
僕はもともと頭で覚える事が苦手だったので、ひたすら書いて覚えました。
指にタコができる程とにかく書きまくりました。
ここで一つ注意することは
ただ書くだけになって書くことが目的にならないようにする
です。
ひたすら書くとは言いましたが、何も考えずに書くだけでは覚える事ができません。
書く事に意識を向けるのではなく、覚える事に意識を向けながら覚えるまで書く
これがポイントです。
③声に出して読む
これは先ほどの書く勉強方法と比較して
時間がかからない事が大きなメリットです。
書くよりも読む方が圧倒的に時間がかからないですよね。
手への負担も無く、ペンも消費しなくて済みます。
注意する点は「黙読」ではなく「音読」です。
しっかりと声に出して読みましょう。
聴覚を使って記憶できるので、声に出す方が効率的です。
④グループ分けをする
例えば、灯火装置って覚える数字がたくさんありますよね?
取付高さや明るさ、面積など。
どれがどの数字だったかごちゃごちゃになる事が多いと思います。
でも意外と規則性の様なものがあるのでグループ分けができます。
どういう事かと言うと、
- 車の位置を知らせるもの(車幅灯、側方灯など)
- 車が今からどう動くのかを知らせるもの(制動灯、方向指示器など)
- 反射器
こんな感じでグループ分けをすると、それぞれのグループの中で共通点が見えてきます。
取付高さが一緒だったり、明るさや面積が一緒だったりと。
グループ分けの基準も非常に分かりやすいので
うまく活用してみて下さい。
忙しくて勉強できない時の対処法
普段の仕事が忙しくてなかなか勉強できない人もいると思います。
でも休日は大事な用事や家族サービスなどで勉強する時間が取れない。
そんな時におすすめの方法が
周りの車を見る
です。
詳しく解説していきますね。
例えば休日に車で出掛けた時、信号待ちで前の車を見たとします。
その時に
前の車、大型後部反射器がついているな。これは車両総重量7t以上の普通貨物自動車に必要で、個数は~…
こんな感じで周りの車を見ることで復習ができます。
どこを見ても車は走っていると思うので、車の数だけ復習できます。
これは本当におすすめなので是非やってみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自動車検査員に合格する為のおすすめの勉強方法と
忙しくて勉強できない時の対処法を紹介してみました。
- 整備振興会が主催する講習
- ひたすら書く
- 声に出して読む
- グループ分けをする
- 周りの車を見る
自動車検査員は非常に責任が重い仕事なので
簡単に取れるものではないですが、勉強すれば必ず受かります。
この記事を参考にして勉強を頑張ってみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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